資産形成

【投資家必見!!】私のお勧めするインフラファンドから分配金の支払いがありました。

 インフラファンドから分配金の通知が届きました。

インフラファンドは簡単に言うと,太陽光発電所の売電収入を原資として分配金が支払われるファンドです。太陽の恵みを受けている限り,分配金は安定しています。

インフラファンドの詳しい説明は以前のブログでも紹介しています。

【安定的かつ高利回りな資産形成】インフラファンドの説明と上場している全7銘柄をご紹介します。インフラファンドは再生可能エネルギー発電設備を投資対象とするファンドです。特徴としては,分配金が年利5%~6%の安定した高利回りの商品で,今注目のESG投資です。この記事では,インフラファンドの説明と上場している全インフラファンド7銘柄を解説します。...

エネクス・インフラ投資法人:9286

分配金は 3,030円 / 口

前回は分配金が 6,000円でした。

いちご

分配金が半分になったんですか??

今期から分配金が年1回から年2回に変更になりました。私は,年2回の分配金のほうが嬉しいです!!

エネクスインフラは伊藤忠商事を親会社にもつ投資法人です。発電所の分布としては,中部電力(三重県)に偏っています。

中部電力は出力制御対象外なので,安定した売電収入を得ることができます。

第5期(2022年5月期)の分配金は1口あたり,3,030円です。私は,3口保有していますので 9,090円となります。

妻のパート代2日分の報酬となりました。

2日間もパートに出る必要がないというのは,小さな不労所得です。

最終的に 10 口は程度保有したいです。

運用報告書によれば,第6期は 3,000円,第7期も 3,000円という見通しが出ています。

第9物件の取得:北海道

新たに,北海道に15.7 MW(メガワット) の発電所を取得しました。

これで,総額155.5MWとなりました。三重県松坂市に 98 MW の発電所の発電所があるため,まだまだポートフォリオとしては中部電力に偏っています。

今後も,発電所の偏在を解消ずべく物件の取得を進めてほしいです。

インフラファンドの複雑な税事情

分配金3,030円のうち,2,473円は利益分配金で源泉徴収の対象で,557円はその他の利益超過分配金だそうです。

その他の利益超過分配金では,「0.007」の資産が減少します。

例えば,1口の価額が100,000円とします。

① みなし譲渡収入金 = 557 円

② 投資口の取得原価 = 100,000× 0.007= 700

③みなし譲渡損得 = 557-700 = △ 143

エネクスインフラのみなし譲渡益が発生するのは,79,572円未満だそうです。

そこまで,低い価額で購入した人は少ないでしょうから,ほとんどの投資家はみなし譲渡損失が出て,分配金の度に取得単価が下がっているはずです。

インフラファンドは個別株にはない不思議な現象です。

我々が税務上何らかの申告をする必要はありません。

私は,「インフラファンドの分配金の一部は原資から出ている」という認識でいます。

タカラレーベン・インフラ投資法人:9281

分配金は 3,656円 / 口

第13期の分配金は1口あたり,3,656円でした。タカラインフラはインフラファンドの中で,歴史が長く安定した業績と分配を続けています。

現在の株価は11万円なので,利回りも6%以上と好調です。

発電所の分布としては,関東地方に偏っています。関東は,電力需要が莫大ですのでとても安心です。

運用報告書によれば,第14期は 3,301円,第15期も 3,325円,第16期は3,320円という見通しが出ています。

タカラインフラ投資法人の分配金の特徴としては,予想よりも上振れして分配されることです。次の分配金も必ず上振れするわけではありませんが,上振れを期待できます。

PO(増資) を重ねて規模を拡大

今後は,56物件の 235.1 MW に規模を拡大する見通しです。

太陽光発電所は,物件を取得すればするほどリスクヘッジになります。一つの発電所に何らかのトラブルがあったとしても,その他の発電所でカバーできます。

インフラファンドの複雑な税事情

分配金 3,656円のうち,3,254円は利益分配金で源泉徴収の対象で,402円はその他の利益超過分配金だそうです。

その他の利益超過分配金では,「0.004」の資産が減少します。

例えば,1口の価額が110,000円とします。

① みなし譲渡収入金 = 402 円

② 投資口の取得原価 = 110,000× 0.004= 440

③みなし譲渡損得 = 402-440 = △ 38

タカラインフラのみなし譲渡益が発生するのは,100,500円未満だそうです。

そこまで,低い価額で購入した人は少ないでしょうから,ほとんどの投資家はみなし譲渡損失が出て,分配金の度に取得単価が下がっているはずです。

一つ疑問があります。

エネクスインフラの 0.007 やタカラインフラの 0.004 の係数はどのように算出されるのでしょうか??

公開買い付け

2022年10月初旬にタカラレーベンインフラ法人から分厚い封書が届きました。

とてもびっくりしました。

その内容は,公開買い付けを行い上場廃止の見込みです。

公開買い付けに至った経緯等が50ページ以上にもわたって,冊子で記載されていました。かなり詳細に書かれていて,逆に内容を理解しきれません。。

投資口1口当たり,127,000円で買い付けるとのことです。買い付けの申し込み書も同封されていました。

インフラファンドが上場して初の上場廃止です。

利回り6%が永続的に続くと思いましたが,このようなリスク(正確にはリスクではないですが)があることを身をもって体験しました。

その他のインフラファンドの銘柄も動向に注視したいです。

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いちご
いちごです。太陽光,蓄電池,資産形成,ポイントサイト,教育など読者のみなさまと有益な情報を共有したいというコンセプトでブログを始めました。好きな言葉は,「リスクをとらないことが最大のリスク」,「死ぬこと以外はかすり傷」です。
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