これまでは,プロパンガスで料理をしたり,お風呂に入っていました。
批判を覚悟でいうと,プロパンガスはとにかく高い!!冬場はガス代だけで月に1万円を
超えていました。
都市ガスが整備されているエリアは安いかもしれませんが,
未整備のエリアはプロパンガスを各家庭に届ける交通費や人件費もかかるので仕方ないですよね。
ガス会社は電力会社よりも地域ごとに細かく分かれています。
実は,電気の自由化の知名度は高いですがガスの小売り自由化はあまり認知さえていません。ガスの小売りも自由化となっているので,地域で最安値のプロパンガス会社を探してみて下さい。
昔は地元のガス屋さんでしか契約できなくて,30年以上も同じ会社を使用している人も多いです。エネピさんではプロパンガスやLPガスを取り扱う会社の信用度等をしっかりと調べて,紹介をしています。
年間 10 万円以上お得になる事例もあります。
ぜひとも,見積もりをとってみてください。
光熱費削減の強い味方と言えば,エコキュート!!
エコキュートににしてよかったことや感じたことをお伝えします。
エコキュートとは
エコキュートは電気が動力源です!!
ヒーターのように電気で直接水を温めるわけではありません。
家庭用ヒートポンプ式給湯器といって,空気を圧縮して高温にしてお湯にします。また,膨張させて冷却しての循環を行います。
このときに熱を吸収,放出する物質を「冷媒」といいます。
エコキュートの冷媒は フロンではなく,CO2なので,環境にも優しいです。
空気に圧力をかけると温度は上昇します。
高校の化学で学習する気体の状態方程式
PV=nRT
(P:圧力,V:体積,R:気体定数,T:温度)
の式からも分かるように,気体に圧力を加えると温度も上がりますね!
それでは私がエコキュートを実際に使用して,感じたメリット,デメリットを紹介します。
メリット
1.光熱費がとにかく安い
エコキュートは消費電力がとても少なく,電気料金削減効果はとても大きいです。
容量370Lタイプの一般地向けエコキュート「SRT-P37UB」では、冬期の消費電力でも1.50kWとなっています。
体感としては,ガス併用住宅と比べて平均して月に1万円以上安いです!!
エコキュートの熱効率の高さには感動しました(^^♪
また,電気とガスの併用住宅では,「電気の基本料金」,「ガスの基本料金」どちらも必要になります。
オール電化住宅は,「電気の基本料金」だけなので光熱費の削減になります。
2.オール電化料金プランを選択できる
エコキュートなどの電化設備のある住宅は「オール電化プラン」の特別な電気プランを
選択することができます。
このプランはガス併用住宅では選択できませんでした。
例えば,中国電力での「電化スタイルコース」21時~9時までの時間帯の電気料金は@15円ととても安く設定されています。
エコキュートはこの時間帯でお湯を温めるので,安い電力でお湯を温めることができます。
デメリット
1.タンクの容量と水圧
エコキュートの容量は 370L, 460L, 550Lがあります。
一般の建売住宅は370Lが一番多いと思います。
我が家は日立の 370L のエコキュートです。
使用してみて感じたことは,寒い冬場にお風呂を入れるとこの370Lのタンクが空っぽになってしまいます😢。
実際に料理をして,食洗器を回して,お風呂を貯めるとタンクが空っぽになり慌ててしましました。
好きなときに好きなだけお湯を使えないのはストレスですよね??
以上の経験から私としては,次は高くても460Lのタンクにします。
続いてはお風呂のシャワーの水圧。
最大にひねっても,シャワーの水圧がとても弱いので,定期点検のときにメンテナンスの人に相談しました。
エコキュートはお湯をタンクに貯めて給湯しています。貯水タンクは、水道水の耐圧には限界が給湯タンクが壊れないようにわざと減圧してあります。
水圧は個人差なので,難しいところですが対処法の記事を見つけましたので,リンクさせて
いただきます。
停電時の弱さ
オール電化住宅は,文字通り電気ですべての家電等を動かします。
寒い冬に停電になって一番困るのはお風呂に入れないこと。
自然災害の多い昨今。
電気が使えないとなると,小さいな子どもやご高齢のいる世帯はとても困りますね。
このあたりはガス設備のある住宅に比べてのデメリットです。
このデメリットは太陽光発電や蓄電池を導入することで,解決することができます。
太陽光や蓄電池の導入は光熱費削減効果だけではなく,災害時に強い住宅になります。
④各家庭にあった電気料金プランを見つけよう
オール電化住宅の場合は,オール電化の電気プランを選ぶ人も多いです。
果たして,その電気料金プランが一番お得でしょうか。
下の表は某電力会社の従量電灯とオール電化の電気料金表です。
Kwh | 従量電灯A | オール電化 | 差額 | ||
料金単価@ | 0 | 基本料金 | 337 | 1,650 | -1,313 |
15 | 第一段階15Kwh | 337 | 1,995 | -1,658 | |
20.76 | 120 | 第二段階120Kwh | 2,517 | 4,410 | -1,893 |
27.44 | 300 | 第三段階300Kwh | 7,456 | 8,550 | -1,094 |
29.56 | 400 | 第四段階400Kwh | 10,411 | 10,850 | -439 |
29.56 | 500 | 第五段階500Kwh | 13,368 | 13,150 | 218 |
実はオール電化の基本料金は従量電灯にそれと比べて高く設定されています!!
基本料金とは電気を全く買わなくて支払うお金です。
太陽光の設置されている家庭は電力会社から電気をあまり買いません。
というとは、使用電力量が少ない家庭は従量電灯プランのほうが電気が安くなります。
さらに,あなたにぴったりな電力会社が見つかれば電気料金はもっと削減できます。
ぜひともぴったりな電力会社を見つけて,エコライフを実現しましょう!!
ガス給湯器をお使いの方は,ガス料金のシミュレーションをしてみてください。
電気料金以上に見直し効果が期待できます♪
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