金融庁が公的年金だけでは生活できずに，2000万円不足するという衝撃のニュースを突然発表して話題になりました。（老後2000万円問題）
私たちは，公的年金だけでは月々５万円不足すると試算されています。今や，人生100年時代と言われています。現行のままであると仮定すると，公的年金は65歳から支給されます。100歳まで生きるとすると必要額は，５×12×35＝2,100万円となるわけです。
今の若い世代は，株式，NISA，ideco，個人年金等さまざまな方法で，老後に向けて堅実に資産形成をしている印象があります。
教育業界では，高校の家庭科で投資に関する単元が新設されるなど，資産形成をしていくのが社会の潮流となりつつあります。
銀行にお金をあづけているだけでは，超低金利な昨今，資産は全く増えません。
それどころか，年２％ずつインフレが起きると，あなたの資産価値も２％ずつ目減りします。それってすごく悲しいですよね??
だからといって，資産形成を何から始めたらいいのか自分にあったものをまずはやってみることをお勧めします。
株式投資はリターンが大きいけれど，サブプライム問題，コロナショック等による暴落のリスクやアベノミクスによる恩恵等，振れ幅が大きい投資です。いわば，「攻めの投資」です。
信用取引は，お金を借りてレバレッジを最大限活用します。（もちろん損失もはかりしれません。）
✅ 個別株式投資
✅ FX
✅ 先物取引
不動産投資，太陽光投資は，すぐには大きな利益は得にくいですが，時間を見方につけて，中長期で運用して成果を上げる投資です。いわば，「守りの投資」です。
✅ 不動産投資
✅ 太陽光発電投資
✅ 投資信託
一方で，融資を引いたり，税金の管理，空室リスクの対応など意外と手間はかかります。融資は個人の属性，情勢等で成否が大きく変わったり，自己資金が必要だったりと，誰もが取り組めるわけではないのが実情です。
そこで近年では，月々１万円で不動産オーナーになれる商品が登場しました。
とても画期的な商品で投資の裾野が拡大してきました(^^♪
この記事では，クラウドファンディングの説明とそれを取り扱う会社の特徴を比較します。
クラウドファンディングとは
crowdの意味は群衆，fundingの意味は資金調達です。
クラウドファンディングとはインターネット上でみなさんから少しづつ資金を集めて大きな夢や不動産を購入したり，支援が必要な方に支援をするというプロジェクトです。
ここでは，不動産のクラウドファンディングをイメージしましょう。
不動産投資をしたいけれど，1億円の物件を一人の力では購入できないですよね。ですが，１万人の方から１万円ずつ出資してもらうと１億円の物件を購入できますね。
不動産投資をしたいけれど，資金，リスク，忙しさなどさまざまな事情で取り組めない人にとって始めやすい金融商品がクラウドファンディング型の不動産投資です。
クラウドファンディングとは，投資家から少しづつお金を集めて，不動産を購入，運用して，購入口数に応じて分配を得る取り組みです。
クラウドファンディングのメリットは
クラウドファンディングのメリットは２つ紹介します
少ない自己資金
マンションを買おうとする1000万円以上の資金調達が必要ですが，クラウドファンディングでは１万円から始められます。
人それぞれ，リスクがどこまでとれるか（リスク許容度）は状況が違いますので，資産形成や社会貢献の一つの選択肢として考えてみてはどうでしょうか。
償還までほったらかし
不動産を購入すると，入退去があったり，修繕が必要だったり，確定申告が必要です。購入したら終わりではありません。不動産を「経営」しないといけません。
クラウドファンディングはすべてを会社に一任できますので，契約終了まで特に何もする必要はありません。それでいて，償還後にはリターンを受け取ることができます。
●少ない資金で投資をしたい
●手軽、手間をかけたくない
●リターンもしっかり欲しい
クラウドファンディングを取り扱う会社を順次紹介します。
クラウドファンディング比較
クラウドファンディングを取り扱う不動産特定共同事業者を順次紹介します。それぞれの事業者に強みや特徴を取り上げますので，自分にぴったりの事業者を見つけてください。
COZUCHI
東京は，今や世界が投資したい都市第一になっています。日本の人口は減少している中，東京は増加しています。
過剰なワンルーム投資に歯止めをかけるべく，新築ワンルームの建設を規制しています。
そのため新築物件の数も少なくなり，希少性が高いです。
そのような中で，多くの物件を運用できているこの会社のクラウドファンディングはとても魅力的です。こちらは，インカムゲイン，キャピタルゲインどちらも狙える商品を扱っています。
この会社のネーミングが「打ち出の小づち」を連想させますね(^^♪
COZUCHIさんの実績は，ホームページの中をみてもらえばわかりますが長い間一度も元本棄損，配当遅延はありません。
実績は N01 で，倍率が30倍を超えることも珍しくありません。
1．会員登録 ⇒ ２．投資家登録 ⇒３．ファンドに出資
※不動産特定共同事業への出資は支払調書の作成のため法令によりマイナンバーの届け出が必要です。すぐにファンドに出資できるように投資家登録まで済ませておきましょう。
えん funding
まずは，福岡市の物件をターゲットにしたクラウドファンディング。
福岡市は，再開発が現在盛んに行われています。ですが，福岡市の家賃は大都市に比べて安いです。
再開発が行われ，企業の誘致が盛んになり，雇用が生まれ，賃貸需要が増加すれば，今の家賃相場のままでしょうか。今後，家賃の上昇が見込まれます。不動産価格は，家賃がベースになりますので，家賃が上昇すれば，不動産価格は上昇します。
再開発 ⇒ 企業誘致 ⇒ 雇用創出 ⇒ 賃貸需要増 ⇒ 家賃上昇 ⇒ 不動産価格上昇
さらに福岡市の強みは交通アクセス。博多駅と福岡空港が近く，東京からも１時間台で駅中心部に行くことが可能です。
不動産業者の中には，本社機能を東京から福岡に移しているとこも多いです。
それほど人気エリアです。
このクラウドファンディングは1口1万円から始められます。ただし，とても人気で募集を開始してもすぐに締め切られたり，抽選になったりします。
近年の案件は，軒並み倍率10倍を超えています。
是非とも，会員登録してチャンスを掴んでください!!
TSON FUNDING
続いて，TSON FUNDING を紹介します。
愛知県名古屋市の会社です。
特徴は「森林再生」です。
東海地区は大手メーカーの工場が多く，ファミリーが多いです。
世界のトヨタがあるので関連業者が膨大にあるのは，想像がつきますね。
愛知県，三重県，岐阜県などはワンルームマンションよりも，戸建ての需要が多いです。そこに目を付けて，分譲地をクラウドファンディングで募集しています。
また，不動産AIを活用したり，大手ディベロッパーと協力して，途切れなく商品を販売しています。「定期借地権」を活用して，利回りが大きくなるようにします。
東海地区にお住いの方はおすすめです(^^♪
利回りは平均６～７％，運用期間は半年～１年。
✅ 愛知県名古屋市の上場企業
✅ 不動産AIと連動した商品
✅ 戸建て商品が多い
✅ １口５万円～が中心。
⇒1口10万円～に変更。
✅ 太陽光発電システム搭載。
✅ 東海地区にお住まいは特におすすめ。
全期間固定利回りの Funds
最後に，Funds を紹介します。
この事業者は利回り１～３％と決して高くはないですが，とても手固い商品です。
利回りとリスクは通常は負の相関関係です。
利回りが低いということは，リスクも極めて低いです。
funds が精選した事業者にお金を貸し付けます。貸付する企業も厳正な審査なので，焦げ付く可能性は極めて低いです。また，全期間固定利回りで運用できます。
１円から貸付可能です。その貸し付けたお金で企業活動を行い，社会に貢献することができます。あなたのお金が社会貢献につながります。
どうして企業は銀行から資金を調達せずに funds から調達するの??
銀行からの融資は審査期間も長く，使途も厳格です。銀行よりもスピーディかつ自由度の高い funds から融資を受けることで，企業もメリットがあります。また，個人投資家からも企業を知ってもらうことができる絶好の場でもあります。
私は，メルカリさんやエネチェンジさんに出資をしている funds さんを応援したいです。
ほかの商品にない特徴としては，funds 版の株主優待です。
銀行預金に預けていてもお金は増えません。でもリスクが高い運用には慎重になってします。
そんなときは，ポートフォリオの守りの試算として funds を組み込んでみてはどうでしょうか??
わずか５分で会員登録は完了します。
funds はただ今６周年記念で，30万円投資で3000円のアマゾンギフト券をプレゼントしています。
イークラウド
数式会社イークラウドはFundsさんとの合同セミナーで知りました。
fundsの藤田社長とイークラウドの波多江社長は同じ会社で働いていたそうです。セミナーでは仲良しなようすが伝わってきました。
これから活躍をされるであろうベンチャー企業を早期に発見して，資金面で応援をします。いわゆる「エンジェル投資」を中心とします。
リスクは小さくはありませんが，リターンはかなり大きいです。
大和証券さんも支援しているので，安心材料の一つです。
投資はさまざまなリスクやリターンを組み合わせるとうまくいきます。
funds とイークラウドを組み合わせて投資してみてください。
クラウドファンディンのまとめ
クラウドファンディングはまだまだ歴史が浅いですが，今後規模が拡大していく見込みです。また，事業者ごとに利回り，償還期間，当選倍率，投資対象がさまざまです。
最近は，出資が数分で完売したり，倍率が10倍以上になったりなどクラウドファンディング市場は白熱しています。投資の裾野は確実に広がってきています。
また，不動産特定共同事業に慣れてきたら，その経験を現物の不動産投資に生かすことができます。資産形成はいろいろと試してみて，自分にあった方法を見つけてほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
何かをはじめようとしてこの記事を読んでもらっているはずです。
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