蓄電池の補助金制度は令和2年度VPP補助金,令和3年度はDER補助金と名称を変えて実施されています。
この蓄電池は国からの補助金( SII:一般社団法人環境共創イニシアチブ )が再生可能エネルギーの普及・拡大,分散型電源社会の実現に向けて,補助金でバックアップします。
資源エネルギー庁の分厚い書類を読んで,最近になってようやく私はイメージできるようになりましたww
地域に太陽光、蓄電池,V2H,電気自動車、エコキュートが普及すれば電気を融通しやすくなり,災害に強い街になります。
蓄電池を購入を検討していたけど,先着順の補助金を今年も逃してしまった。
そもそも補助金制度があることを知らせれていない。
補助金があれば蓄電池を購入します!!
そのような願いをかなえるために,
補助金を受けて,蓄電池を購入するためには早期からの取り組みが必要な理由を説明します!!
予算枠が非常に少ない
蓄電池の補助金額は蓄電容量単位で決まります。
例えば,1kwh当りに5万円の補助金が支給されるとします。
10kwh当りの大容量の蓄電池で申請すると,5×10=50万円
なんと,1世帯に50万円もの補助金が支給されます。
しかも先着順です。
個人的には,もっと価格を抑えて広く支給されればいいのにと思います。
令和3年度は1年間に蓄電池が10万台販売されました。
補助金で購入できた世帯はわずか8,000台。8%です。
日本全国で8,000台は少ないの??
私は,とても少ないと思います。
全国に市区町村は2000もあります。
単純に割り算すると,8000÷2000=4台/市区町村です。
どれくらい実感として少ないを別の言い回しをします。
補助金を利用して蓄電池を購入できる世帯は1市町村あたり4台です。
このように表現すると,補助金交付世帯は非常に少ないことが実感できます。
②条件を満たした機種にしか支給されない
1.販売金額
蓄電池の補助金は全ての機種で受けられるわけではありません。
SII が定めた目標価格以下で購入すること
簡単にいうと,蓄電池の普及・拡大のために各メーカーに対して,水準以下で販売できるように企業努力を促しています。
補助金の交付を受けられる機種は,国からの水準を満たした機種ということですね。
令和3年度補助金対象機種は
スマートソーラー,伊藤忠商事,ニチコン,長州産業などが挙げられます!!
① 蓄電システム 設置費・工事費 4万円/kWh
② IoT関連機器 設置費・工事費 10万円
※ IoT (Internet of Things)
② IoT関連機器の役割は??
次の2.実証実験で説明します。
2.実証実験
補助金交付の条件で,分散型電源社会の実現に向けて実証実験を行います!!
電力は時々刻々,需要と供給が完全に一致しなければいけません。
電力はとてもナーバスですね。
需給が乱れると,北海道電力で起きた
ブラックアウト(大規模停電)が起こります。
蓄電池があることで太陽光の発電量の多い昼間は蓄電池の充電(ピークカット)します。
発電量の少なく,電力需要の多い朝,夕方は蓄電池のを放電(ピークシフト)します。
地域に蓄電池があることで,電力の受給バランスが格段に安定します。
実証実験はアグリゲーターと言われるエネルギー集約事業者が蓄電池の充放電を最適にコントロールをして、電力の需給を安定化させます。
これが分散型電源社会の実現に向けての実証実験です。
近い将来,この分散型電源社会の実現を目指します。補助金を交付するので実証実験をさせて下さい。
というのが補助金の趣旨です。
スマートソーラーでは,SIIの補助金の申請や実証実験の報告はすべて代行します。
たったこれだけの条件で50万円近い補助金が受けられます。
先着順ですぐに締め切られるのも納得ですね(^^♪
地方自治体の補助金は
都道府県や市町村単位でも,
家庭用蓄電池に対して補助金を交付しているところはあります。国の補助金と併用することができます。
多いところでは,なんと40万円!!(鳥取県南部町)
条件は蓄電池設置前だったり,工事完了後だったり,自治体ごとに申請から〆切まで変わってきます。
地方自治体の補助金も先着順が多いです。
まずは,自分の自治体が補助金対象地域か調べて見てください。
補助金を使って購入する方法は
何度も言いますが,補助金は先着順です!!争奪戦です!!
広島県民風に言うと,カープのチケットが当たるくらい難しいです(笑)
私が思う補助金を使って蓄電池を購入できる方法をまとめてみました。
1. SIIのホームページをチェックする。
2.信頼できる会社を探す。
3.担当者と仲良くなり早期予約する。
営業も人間です。営業を邪見に扱う人に魅力的な提案をするでしょうか??
自分がお金を頂く立場のときは,へこへこするのにお金を払う立場のときは横柄になる人は少なからずいます。
記事を書いている私もそうかもしれません。
いい条件を引き出せる人はやはり魅力的な人です。
1.卒FIT世帯の増加
2.電気料金の高騰(再エネ賦課金の上昇)
3.多発する自然災害
4.脱炭素の潮流
分散型電源社会の実現に向けて蓄電池はこれからますます需要が高まります。
相場を知らないと,訪問販売で300万円以上の価格で契約してしまいました。(※私の知人)
相談があったときは,クーリングオフの対象期間を過ぎていたのでどうすることもできず悔しい思いをしました。
蓄電池は安い買い物ではないので,よく吟味検討する必要があります。
そこで私がおすすめするのは「おてがるちくでんち」です。長州産業,田淵電機など多数のメーカーを取り揃えています。
実店舗をもたないので,徹底的にコストカットできてお客様に希望の価格を実現します。
今の提案価格が高いなと思ったら,合い見積もりをとってみてください。
政界の情勢不安で電気代が高騰しています。
一人でも多くの人が,高品質の蓄電池を低価格 ( 100万円~150万円 )で付けてほしいです。
株,不動産,節税など暮らしに役立つことが掲載されています。