教育関連

【2022年冬のボーナスを公開】教育公務員のボーナスをどこよりも分かりやすく徹底解説します。

 12月といえば,子どもたちにとっての楽しみはクリスマス!!

 世の中のサラリーマンにとっては楽しみはボーナスと年末調整!!

ここでは公務員のボーナスについて解説していきます。

国家公務員の給料やボーナスは,人事院の勧告に基づいて毎年改定が行われます。民間企業等の景気が良ければボーナスも上がり,悪ければボーナスは下がります。

いちご

昨年はコロナの影響でボーナスは目減りしました。

昨年はコロナの影響でボーナスは目減りしました。

ただし民間企業の水準といっても,ある程度の規模の企業を水準にしています。

地方公務員のボーナスも人事院の勧告に準ずる自治体が多いです。平均すると,年間4~4.5か月分の支給です。

ボーナスのついて

 それでは公務員のボーナス(賞与)について説明をします。

ボーナスの支給日

自治体によりますが,ボーナス支給が年に3回又は2回です。

ここでは年に3回の場合を想定します。

ボーナスの支給日は6月30日,12月10日,3月15日です。該当日が週休日のときは前倒して支給となります。

6月,12月がそれぞれ給料の約2か月分,3月が約0.3か月分です。

ボーナスの査定方法

 ボーナスがどのように決まるか説明します。

それには基準日という言葉があります。その日に在職していることです。

6月30日にボーナスをもらうには,6月1日が基準日になります。

12月10日にボーナスをもらうには,12月1日が基準日になります。

3月15日にをもらうには,3月1日が基準日になります。

基本的に普通に勤務していれば,満額いただけます。数字や売り上げのノルマがというプレッシャーがない分,生活の見通しがもてます(*^-^*)

だから現役の職員もボーナスの仕組みをよく分かっていない人も少なくないです。

期末手当

いわゆるボーナスは【期末手当】と【勤勉手当】を足したものです。

給与明細にも,しっかりと期末手当と勤勉手当の項目が分かれています。

期末手当は,基準日(6月1日,12月1日,3月1)に在職している職員に支給されます。

年に3回基準日があります。

期末手当の支給額

( 月給+扶養手当+地域手当+役職加算)×在職割合

在職割合も条例等で定められています。満額で約1か月です。

基準日在職期間比率(%)
6月1日3ヶ月
2.5~3ヶ月
1.5~2.5ヶ月
0~1.5か月
100
80
60
30
12月1日6か月
5~6ヶ月
3~5ヶ月
0~3ヶ月
100
80
60
30
3月1日3ヶ月
2.5~3ヶ月
1.5~2.5ヶ月
0~1.5か月
100
80
60
30
期末手当

期末手当は,在職割合なので育児休業中や各種休職中でも一定の割合で在職と評価してくれます。わりと優しい手当なんです!!

勤勉手当

 基準日(6月1日,12月1日)に勤務期間や成績に応じて支給される手当。期末手当と違い,まれに成績加算があります。

感覚として成績がいいという判断は,輪番制なような気がします。職務の性質上,何をもって貢献したという定義が難しいからです。

勤勉手当の支給額

( 月給+扶養手当+地域手当+役職加算)×勤務割合×成績率

勤勉手当は,「在職割合」ではなく「勤務割合」でボーナスが計算されます。勤勉手当だけに,勤務することが大切です。満額で約1か月です。

基準日勤務期間比率(%)
6月1日
12月1日
6か月
5.5~6か月
5~5,5か月
4.5~5か月
4~4.5か月
3.5~4か月
3~3.5か月
2.5~3か月
2~2.5か月
1.5~2か月
1~1.5か月
0.5~1か月
0~0.5か月
0
100
95
90
80
70
60
50
40
30
20
15
10
5
0
勤勉手当

いや,勤勉手当だけあって0.5か月で刻んできます。

学校は年度初めは4月からなので,最初のボーナスは約1か月分となります。

役職加算割合とは,経験年数が多くなればなるほどボーナスを最大10%ボーナスを加算してくれます。

公務員のボーナスまとめ

最後に公務員のボーナスをまとめます。

ボーナスは基準日を基に算出。

期末手当+勤勉手当

夏と冬は給料の約2か月分。春は少なめ。

2022年の私の冬のボーナスを公開します。

2022年 冬のボーナス

期末手当 403,638円

勤勉手当 400,634円 (優秀)

総支給 804,272円

手取り 655,721円

 大企業では100万円を超える人も多いです。この金額を高いとみるか,低いとみるか人それぞれです。

2022年 冬のボーナス

ところで100万円の大台に乗るのは,40代の後半になったり,役職についたり,子どもが増えたりしたらでしょうか??

一度は達成したい「目標」です。

公務員は景気に関係なく,毎年確実にボーナスが支給されます。ありがたいことです。30歳からでも,40歳からでも教職に就くことはできます。

働きながらでも,通信教育等で教員免許の取得は可能です。今は小学校の採用試験は2倍を割り込む自治体も多く,合格する可能性はとても高いです‼︎

教員は子どもの成長に関わることができるやりがいのある仕事です。

是非とも,いろいろな知見をもった方に教職についてもらいたいです。

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いちご
いちごです。太陽光,蓄電池,資産形成,ポイントサイト,教育など読者のみなさまと有益な情報を共有したいというコンセプトでブログを始めました。好きな言葉は,「リスクをとらないことが最大のリスク」,「死ぬこと以外はかすり傷」です。
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