太陽光発電事業は施工会社とのセット販売でメンテナンスを契約している人が多いと思います。
一昔前は,太陽光発電事業はメンテナンスフリーと言われていました。
それが,FIT法も改正されたり,出力制御が実施されたり,メンテナンスは必須となりました。
長期安定稼働には,メンテナンス( O&M )が欠かせません。
太陽光発電事業は,売電単価が30円時代に比べて,キャッシュ・フローは小さくなっています。
それなのに,年間132,000円もメンテナンス費用を20年以上も支払うことに大きな抵抗がありました。
しかも,その施工会社は電話しても全く折り返しがありません。年間の定期報告のみメールで届くだけです。
20年間で2,640,000円はとても大きな金額です。
太陽光のメンテナンス変更のきっかけ
きっかけ
メンテナンス会社を変更しよう考えたときに,タイナビさんのメールが目に飛び込みました。 メンテナンスの会社はタイナビさんのメールで見つけて,問い合わせをしました。
タイナビさんは大手の産業用太陽光の一括サイトです。
今は,住宅用の太陽光や蓄電池の一括見積をしています。
全国でさまざまな物件を取り扱っています。
太陽光のメンテナンス
太陽光のメンテナンスは,目視点検,電気点検,除草作業,緊急駆け付けなどがあります。
事業者は日々の発電量を遠隔監視ですることは大切です。
日々の発電量をチェックしているだけで,全体像が見えて些細な変化に気付くことができます。
今年の夏はとても暑かったです。
徳島の発電所のパワコンが日中止まってしましました。
機器が50度以上になり,制御装置が働きました。
☑ 担当者と連絡がとれるか。(信頼関係)
☑ 目視点検
☑ 電気点検
☑ 除草作業
☑ 緊急駆け付け
とくに信頼関係は不可欠です。
何かあったら連絡をくれる,こちらの質問にも誠実かつスピード感をもって対応してくれる。
発電所管理に限らず,どんなビジネスでも必要不可欠ですね(^^)
新しい会社と契約
問い合わせをして,すぐに連絡をくれました。
電話対応も丁寧で,今の会社よりも費用も安いので任せてみようと思いました。
今の会社と20年間も契約を続けなければならない正当な理由はどこにもありません。
新会社は発電所の状況に応じて,入れてほしいメニューをアラカルトで選べるようになります。
☑ 基本管理費 33,000円
☑ 目視点検 22,000円
☑ 電気+目視点検 33,000円
☑ 除草作業 55,000円
☑ 緊急駆け付け 38,500円
※初年度のみ初回現場調査費用がかかります。
自分の発電所にあったものプランをチョイスしてください。1年に1回柔軟に必要なプランを追加したり,削除したりできるのも魅力ですよ。
初回調査の実施
契約が完了すると現地にて初回点検を実施してくれます。
私の発電所もすぐに初回調査を実施してくれました。
パワコンの配列から,電気点検,目視点検など詳細な報告書をいただき感激しました。
しかも,ZOOMで点検報告の説明を丁寧にしてくれました。
なんと,担当者は私と同じ広島出身で実家も近いことが判明。なんという巡り合わせでしょう‼︎
また,万一のときにメーカーとの付き合いもしっかりとしており,間に入って調整してくれるとのことです。
太陽光発電所は施工会社がメンテナンスを請け負うことが多いです。
点検履歴等が把握できるメリットまりますが,他所のメンテナンスが入ることでより公平中立に発電所の点検ができます。
今回は,施工会社の契約書のストリンブマップと現地のそれが違っていました。大手の太陽光の会社だからと安心できないと痛感しました。
セカンド・オピニオンの大切さを実感しました。
さらには,強風等でめくれていた防草シートの補修まで無償でして頂きました。
私は太陽光のメンテナンス費用が132,000円が66,000円になりました。しかもメンテナンスの内容も格段にアップしました。
末永いお付き合いをしたいと思います。
O&M会社を変更する方法
O&M会社を変更しようと考えている人へ
目安は年間10万円前後
低圧太陽光の管理料の目安は年間で10万円前後が相場です。
メンテナンスの項目にもよりもすが,年間20万円以上は明らかに高額です。
基本的に今の会社のメンテナンス契約は20年固定となっている場合が多いです。
業者の立場からすると,20年継続的に収入が入るので管理委託契約はすぐに解除してくれないのが通常です。
点検項目を確認する
太陽光発電所のメンテナンスには具体的にどんな項目があるか丁寧に確認します。
発電事業家がしっかりと知識を付けることが大切です。さらにこの項目ははずせない等,メリハリをつけることです。
発電所が遠隔にある私の場合は,緊急時の駆け付けです。また,電気関係はいじることができないので,電気点検も大切な項目です。
✅ 有事の際の緊急駆け付け(一次対応)
✅ 電気点検
逆に,日々のモニタリング(発電量の監視)は私たちにでもできるので,需要度はたかくありません。
草刈もすぐにしないからと言って,発電量が急激に減ることもありません。
メンテナンスの重要度を考えて,今の会社の契約をしっかりと確認することが大切です。
他社に見積もりを依頼して相場を知る
項目ごとの費用が分かったら,他社に見積もりを依頼します。
大きく乖離していなければ,そのまま今の会社と契約を続けてもいいと思います。
大切なことは,人任せにするのではなく,一つひとつ確認しながら行動することです!!
その他の費用
太陽光のメンテナンス費用だけでなく,パワコンの電気代を見直す方法も有効です。
発電していない時間帯のパワコンの待機電力は別途支払いが必要です。使用電力量はかなり少ないです。
それにも関わらず,大手の電力会社に月に数千円以上支払っているのはもったいない。
電気契約を確認することをおすすめします!!
このブログを読んだ人が一人でも,キャッシュ・フローが大きくなればうれしいです。
株,不動産,節税など暮らしに役立つことが掲載されています。